第15回勉強会内容について

■Microfinance Forum 進捗状況報告

■LIPロゴの発表

■「欧州のソーシャル・バンクと日本への示唆」発表

※ソーシャル・バンクについては以下のような説明ができます。(勉強会内容の一部)

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ソーシャル・バンクを特徴付ける重要な概念として、「ソーシャル・ファイナンス」があります。この概念は「金銭的収益と同様に社会的収益もしくは社会的配当を追求する期間によって提供される金融活動」という定義がされています。ソーシャル・バンクはこの「ソーシャル・ファイナンス」を体現する一形態です。従って、その組織の主たる目的が「社会的収益」であるという点にソーシャル・バンクの特徴があります。

ただしソーシャル・バンクは社会事業に対して金銭的寄付を行うボランティア組織とは明確に異なります。「ソーシャル・ファイナンス」の定義に則して考えると、ソーシャル・バンクは「社会的収益」を追求しながらも「金銭的収益」を放棄しない。つまり、ソーシャル・バンクは少なくとも融資の元本については最終的に貸し手に返済を求めます。より正確には、ソーシャル・バンクは預金を集めている以上、銀行組織を維持できる程度までは、「金銭的収益」を必要とします。

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非常に内容の濃い発表であり、地域と金融と社会貢献に関連しているソーシャル・バンクが身近に感じられ問題意識が高まりました。


LIP次回勉強会詳細は以下の通りです。

日時:平成20年9月21日(日) 1800〜2100(3h)
18時に現地集合です。

場所:JICA地球ひろば 201
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html

こんなところです。

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誰でも参加できますので、ご興味のある方は気軽にご連絡下さい。