第13回勉強会内容について

以前ご紹介しましたように、本ブログを主催している私たちは、定期的に都内にて勉強会を催しております。先日、第13回目の勉強会が行われました。 ■勉強会名「Living in Peace」について ■TICOについて ■モンゴルの暴動について ■ジンバブエの選挙について ■…

ムガベ大統領の「再選」。

結果として、ムガベ氏が、対立候補のないままの選挙の結果、大統領として「再選」されました。 この期間、対立候補であったMorgan Tsvangirai氏の陣営では、65人以上が謎の死を遂げ、多くの人々が逮捕されています。 (写真はThe Economsit誌の"No sign of a…

Romaの苦境。

The economistにRomaの特集が載っていました。恥ずかしながら知識がほとんどなかった問題でしたので、自分の知識をまとめるためにここに書いておきます。 基本的に、economistとwikipedia(英語版・日本語版)の方をソースにしています。 1.ロマについてロマ…

Common Wealthのサマリー。

Common Wealth: Economics for a Crowded Planet作者: Jeffrey D. Sachs出版社/メーカー: Penguin Press HC, The発売日: 2008/03/13メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見るちなみにこの本のサイトは http://www.sa…

KIVAに掲載されているMFIの世界分布

前回の投稿で、KIVAを紹介いたしました。 今回は、そのKIVAに掲載されているMFI(KIVAのウェブ上では、"Kiva's Field Partners"と呼ばれています)のデータを集め、その分布を世界地図に表してみました。 この地図は、SAS(http://www.sas.com/offices/asiapac…

Kivaについて

前回の掲載記事では「Kiva」(http://www.kiva.org/)の使い方に触れましたが、今回はKivaというサイトの内容を簡潔にご紹介したいと思います。

Kivaの使い方

途上国の起業家(entrepreneur)に小口の融資を行える「Kiva」http://www.kiva.org/ という有名なサイトがあります。ここでは、このKivaを利用して実際に起業家に融資を行うまでの手順を説明します(クレジットカードが必要となります)。

グローバル総合金融サービス企業とマイクロファイナンス

1.グローバル総合金融サービス企業とマイクロファイナンス開発途上国における小口融資を目的としたマイクロファイナンスですが、今日では、ゴールドマン・サックス、シティグループ、リーマンブラザーズといった、グローバル総合金融サービス企業も、当事業…

ファイナンスの基礎-ポートフォリオについて

ここまで、ファイナンスの基本的なコンセプトであるリスクとリターンの関係について考察しました。次は、ファイナンスのもうひとつの重要なコンセプトであるポートフォリオについて検討しましょう。ある1つの投資対象のみに投資をしている場合には、リスク…

ファイナンスの基礎-割引現在価値

ファイナンスの重要なコンセプトに割引現在価値というものがあります。たとえば、次のことを考えてみましょう。現在あなたの手元にある100万円と1年後の100万円は同じ価値をもっているでしょうか?直感的に同じ価値ではないと感じると思います。現在…

ファイナンスの基礎-リスクとリターンについて

ファイナンスが教えてくれる重要な知見の一つに、より高いリスクをとればより高いリターンを得られるというものがあります。逆にいえば、より高いリターンを得るためにはより高いリスクをとらなければならない、ということになります。これは私たちの経験上…

マイクロファイナンスとは。

このカテゴリーでは、マイクロファイナンスに関する基本情報をお伝えしたいと思います。 1.マイクロファイナンスとは何か 2.高すぎる金利? 3.経済学のロジックからみたマイクロファイナンス

はじめに。

開発、メディア、IT、法律、金融等々に携わっている仲間たちで、個人でもできるマイクロファイナンスの仕組みを作ろうとしています。アメリカにはKIVAというサイトがあり、個人でも開発途上国の人々への貸し付けができるのですが、日本ではまだそれができて…